「がん家系」という言葉をよく耳にします。「がん家系=がんは遺伝する」というイメージを持っている人も少なくないでしょう。
しかし、ほとんどのがんは遺伝しないのです。遺伝性のがんとしては、乳がんや卵巣がん、大腸がんの一部が知られていますが、通常がんという病気は、細胞の設計図である遺伝子が傷ついて変化し、細胞が異常増殖することによって起こります。
細胞ががん化する過程は、毎日の生活の中で、放射線や化学物質、ウイルスなどの「発がん性物質」に触れることによって進行していきますから、ほとんどの場合、がんは遺伝しないと見ていいでしょう。
逆にいえば、がんになる環境の中に身を置いていたり、不規則な生活を送ることで、誰もががんになる可能性があるということです。がん細胞は特定の人にだけできるわけではなく、誰もが持っています。この細胞をがん化させないようにすることが必要なのです。
人間の身体の中では、がん化した細胞(また異常をきたした細胞)のほとんどは、アポトーシス作用によって取り除かれ続けています。アポトーシスとは、細胞の自然死のことをいい、この作用によって、腫瘍の成長は妨げられているのです。
各器官の細胞は、このプログラム化された細胞死(アポトーシス)により、新陳代謝をくり返しているのですが、がん化した細胞は正常細胞のようにアポトーシスすることがありません。
つまりウイルスに感染した細胞、ガン細胞、自己の対する抗体を持ってしまった細胞などが生き残ってしまうことで、様ざまな病気が誘発されるのです。
近年の研究により、このアポトーシス作用を促し、がん細胞にアポトーシスを起こすように仕向ける働きのある成分が報告されています。
悪性細胞を自滅させるアポトーシス効果が期待できる成分としては「フコダイン」がよく知られています。フコイダンは、褐藻類と呼ばれる昆布や天草・もずくなどに含まれています。
「白鶴霊芝草」が有する成分の中にも、植物に存在するナフトキノンの一種で、ガン細胞の増殖を抑制し、ガン細胞を死に至らしめるアポトーシス作用が期待できるリナカンシンが含まれています。
ナフトキノン自体にも、フコダイン同様、アポトーシス誘導作用、血管内皮細胞増殖抑制作用などがあります。
活性酸素を防ぐ抗酸化作用を持ち、さらに免疫力も有している「白鶴霊芝草」には、がん細胞に直接働くアポトーシス作用も期待できるのです。
がん細胞のみならず、正常な普通の細胞にまでダメージを与えてしまう現代の化学療法に比べ、このアポトーシス誘導作用は大変有効な代替療法です。