アトピー性皮膚炎は、アトピー型気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹などを起こしやすいアレルギー体質の上に、様ざまな刺激が加わって痒みを伴う慢性の皮膚疾患だと考えられています。約8割は5歳までの幼児期に発症し、従来は学童期に自然治癒すると考えられていましたが、近年は成人まで症状が続く場合もあり、成人してからの発症・再発が増加しています。その背景には、「化学物質の氾濫」「食事情の変化」「清潔すぎる生活環境」「生活スタイルの変化」などがあげられます。
アトピー性皮膚炎をすでに発症してしまった人はもちろんですが、今までそういう症状がまったくなかった人が、この病気にかかる可能性は少なくないのです。
アトピー性皮膚炎の治療法としては、今のところ炎症を速やかかつ確実に鎮静させる、ステロイド外用剤の使用が一般的です。加えて、体質改善を踏まえた生活環境の見直しも必要となります。生活改善のポイントとしては「入浴、シャワーにより皮膚を清潔に保つ」「・室内を清潔に保ち、適温・適湿の環境を作る」「不規則な生活を(特に睡眠不足)を見直し、暴飲・暴食は避ける。」「刺激の少ない衣服を着用する」「爪は短く切り、掻破(引っ掻き)による皮膚障害を避ける」などがあります。
早春の風物詩のようになってしまった「花粉症」ですが、これは主に裸子植物のオシベにできる花粉が鼻や目に入り、アレルギー症状を起こす病気です。原因にはさまざまな植物がありますが、日本で多いのはスギ花粉による花粉症。ほとんどはくしゃみ、鼻水、鼻づまりといったアレルギー性鼻炎(鼻アレルギー)の症状、または目の痒みや流涙などはアレルギー性結膜炎の症状が出ますが、両方の症状を訴える人もいます。
発症してしまったら、症状を改善するための抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、ステロイド薬などさまざまな薬物療法を行います。また「外出を避ける」「マスク、眼鏡、帽子、マフラーを着用する」「花粉を家の中に入れない」「加工食品の摂りすぎに注意し、バランスのとれた食生活に改善」「たばこやお酒、刺激性の強い香辛料などの摂取は控える」「ストレスをなくす」などの注意も必要です。
近年、「抗ヒスタミン薬」という花粉症の薬が、「インペアード・パフォーマンス」を引き起こすことが問題になっています。これは薬の成分が脳に移行すると、ミスが増える、仕事や授業の集中力が下がる、作業能率が低下するなど、能力がダウンする症状のこと。薬が原因で起きていることが、自覚しにくいことが特徴で、見過ごされてしまうこともあるのです。
花粉症の薬選びには、体内のアレルギー症状が起きている部位に作用し、脳に移行しにくい薬を選ぶ必要性があります。
アトピー性皮膚炎や花粉症に対して、薬品による対症療法は必要ではありますが、漢方を取り入れた治療も行われています。体質によって薬を選択するので、相性がよいとかなりの症状改善が期待できます。また抗ヒスタミン薬などの西洋薬との併用も行われています。
花粉症によく用いられる漢方薬は「葛根湯(かっこんとう)」「柴朴湯(さいぼくとう) 」「柴胡湯(さいことう)」「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」など、アトピー性皮膚炎でも「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」「温清飲(うんせいいん) 」「消風散(しょうふうさん) 」「白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう) 」「竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)」「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」「柴胡清肝湯(さいこせいかんとう) 」といった漢方薬が処方されます。
「白鶴霊芝草」にも、アレルギー症状の改善作用があることが確認されています。例えばアトピー性皮膚炎に効果があるのは、主にビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、ミネラル、コラーゲン、αリノレン酸、γリノレン酸などです。花粉症の場合は、DHA、カテキン、ベーターカロテン、ビタミンB6、ビタミンC、亜鉛、不溶性食物繊維、リノレン酸、EPA、フラボノイド、ルテオリンなどが有効とされています。
白鶴霊芝草は、どちらの症状も緩和する成分、ビタミンE、亜鉛などのミネラル、フラボノイドなどを含んでいます。
また、あるメーカーが白鶴霊芝草エキスのアトピー皮膚炎や花粉症に対する効果効能の調査を行ったところ、モニター試験で7割以上が有効と答えたそうです。